食通知ったかぶり

作ったものとかです タイトルは小説より引用させて頂きました。 プロフィールを一読下さい。

年越しラーメン 酔鶏 鶏粥

待機時間とかけまして、かけませんでした。 私です。

 

もっと捨て鉢になりましょう。

 

この時期忙しい触手なので忙しいです。

 

さて毎年作っている年越しラーメンです。

 前回のラーメン

 

smart-ass.hatenablog.com

 のスープを途中で使っているので不思議が出た場合は確認するといいかもしれません。

 

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材料Aです。

そばの出汁にも使うので先に出汁をとっておきます。

 

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流水解凍している様子です。

 

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anovaでなんとかならないかとやってみましたが、あとで掃除が死ぬほど面倒だったのでやめましょう。

 

先にタンパク質を加熱で固定させてから使えばいけなくはなさそうでしたが、あまり正しくない使い方です。

 

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はい、でも面倒がなくていいのでもう少しやり方を考えましょう。

 

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煮てる間に返しを作っておきます。

醤油600に砂糖とみりん100ずつです。

あと酒入れて煮きってから1週間くらい置いておきます。

 

ラーメンのタレにする分は煮干しと昆布と鰹節入れて放置しときます。

 

 

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途中で丸鶏がいい感じに煮えたのでもったいなく思い食べることにします。

 

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成れの果ての図です。

なんだかセクシーです。

分解したところです、骨はそのまま鍋に戻します。

 

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鶏がらスープがとれてるのでそこに醤油、塩、ニンニク、しょうが、紹興酒、ネギを入れて冷やします。

 

酔鶏を作っているわけです。

 

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1日たってコラーゲンが固まったら取り出して切って食べます。

ネギ、しょうが、にんにく、酢、醤油、ごま油あたりで適当にタレを作ってかけて食べるとうまいです。

 

スープに漬け込んでおけば1週間位冷蔵庫で持ちますので年末にオススメです。

アルコールが残っているので弱い人は酔います。

 

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残ってた鶏肉があったので鶏がらスープで米を煮てお粥にもします。

料理中に食べるには消化も良く美味いですし放置で作れるのでよいです。

具は鶏肉と油揚げと白菜だけです。

大根や白菜、蕪なんかを入れると味が出ます。

 

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鶏がらスープができたので漉して脂とか色々とっていきます。

 

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次に豚骨やります。

5キロ~6キロくらい。

あと豚バラ1キロ。

 

流水で適当に血を抜きつつ解凍します。

 

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下茹でします。

 

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楽しいくらいアクが出ます。

楽しい。

 

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流水で洗いながらたわしでごしごし洗います。

肉も落とした方いいんですが今回は適当にやってます。

 

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洗った所です。

楽しいが終わります。

 

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セカンド楽しいの時間です。

香味野菜などを入れて煮込んでいきます。

沸騰しないように気をつけてやらないと白濁していくので気をつけましょう。

 

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半日くらい煮込んだものです。

かなり脂が浮いてくるので冷やしてから脂をとります。

 

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翌日冷やして油を取ったものです。

コラーゲンで固まってこのようになります。

 

 

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鶏がらスープと混ぜて煮直して味見ます。

 

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茹でていた豚は返しに漬けておけばチャーシューに転化します。

卵も茹でて一緒にぶちこんでおきましょう。

 

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一部のラーメンを天下一品目指してやっていきます。

大量に出た鶏ガラと豚の骨から肉と髄を取り出します。

 

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別鍋に以前作って冷凍しておいた豚骨スープと今回のスープを少し、煮込んだ野菜と肉を入れてブレンダーをぶちこみます。

 

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味見します。

 

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まだ濃厚にできるなってことでさらに追加します。

はい。

 

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そのまま煮詰めながらやっていくとこうなります。

おたまが沈みません。

 

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冷えるとこうなります。

 

なんでしょうねこれ。

 

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鶏ガラ+豚骨のスープ、白濁豚骨スープ、具材、タレができたので作ります。

 

 

 

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醤油ラーメンです。

レモン入れておくとあっさり食べれていいです。

オススメ。

年末に来た人類や人類でない者に配りました。

 

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濃厚ラーメンです。

少し見た目が汚いですがこの時は色々疲れていたのでそういうことです。

味は美味いです、すごく美味い。でも天下一品のあのクリーミーな感じにはまだ遠いのでもっと細かくミキシングする必要がありそうですね。

ミキミキするわけです。

なんですかねこれ。

 

正直思ってたより全然上手くいってしまったので驚いています、来年は麺でも打ちたいところです。

江別の小麦をもらう予定があるのでそれが到着次第やろうかと思います。

 

反省点としてはタレの研究があまり進んでいないのでその点と、anovaでなんとか放置できないかというところらへんですね。

 

年明けて料理する気力が起きずにずっと酒を飲んでいたのでそろそろ料理して精神値を回復させていきたいところです。

 

今年もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牛の胃袋刺し おせち

貴国の泥泥泥土にて、私です。

 

年末からおせちを作ったりなんぞしてました。

一度はやりたかった事なのですが思いの外体にダメージがきました。

 

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とりあえず年末買い出しで牛のセンマイを手に入れました。

生センマイとか人生で初めて売ってる所を見ました、しかも安い。

このルスツの辻畜産はなかなか掘り出し門があって楽しいです。

豚骨なんかも大体ここで仕入れます。

社長に連絡をするとかなり無茶が聞くとの話ですがまだ勇気がありません。

今度足1本とか注文してみたいですね。

 

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塩もみします。

 

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片栗粉も追加して揉んで流水で晒します。

黒黒とした液が出てきますが、それが出なくなる程度まで流しましょう。

鮮度がよければ臭くは有りません。

 

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刺し身にして食べます。

自己責任ですが非常に美味いです。

海産物というか貝類を食べてる感じです。

そもそも牛は強い肉なのでまず当たらないので大丈夫です、安心して食います。

2回くらい当たった時は熟成肉を作ろうと色々してて腐敗部分に当たった時くらいです。

 

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あとこちらはハチノスです。 牛の胃です、

こっちも塩もみ片栗粉もみ流水で洗うから軽く茹でてたわしでごしごし洗います。

黒い部分がとれるほどやったほうがいいらしいんですが面倒なのである程度で終わります。

 

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あとはトマト煮込みにしたりしてトリッパにしました。

これは家族に食べられたので盛り付けが存在しません。

味は美味いです、歯ごたえのある牛の香りのする貝みたいな感じです。

もう少し黒部分を落とさないとショリショリと謎の感触を楽しむ事になります。

 

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センマイは軽く茹でると黒い皮が剥がれやすくなるのできゅうりと一緒に酢の物にしてもうまかったです。

酒はDebut 日本酒です。

以前はどこでもセンマイ刺しが食えたのですが今ではみなくなり寂しい限りです。

なので自己責任でモリモリ食べましょう。

あとはハタハタの飯寿司と熊のローストにガーリックチーズを載せたものです。

美味く良かったがありました。

 

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年末用に買った日本酒です。

分福の古酒がとても好きで、年明けに花びら餅とやるのが楽しみで毎年買っています。

 

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おせちをしてみたいと思い立ったのできんとんをつくります。

薩摩芋です、たまに言葉が出てこなくなり甘藷とか言ってしまいます。

500gくらい。

 

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塩少し入れてしましょう。

 

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こしましょう。

 

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楽しい。

 

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後は砂糖200gと少量の水とみりんを煮立たせてアルコール抜いたものと一緒にネリネリするとできます。

 

余ったらパンに塗って食べます。

バターなんかとすこぶる合います。

ウイスキーにも合います。

こっそりコニャックを入れたりもしました。

栗の甘露煮を刻んで入れてもいいです。

 

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卵とはんぺんと甘いものをミキサーでミキミキしたものです。

レンジでチンと同じ命名方法を今回は採用しています。

 

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はい。伊達巻の伊達部分です。

 

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あとは適当に簀巻にして冷やします。

 

これは少し焦げたものですが美味いです。

焼いている途中で濡れフキンで温度を下げる、蓋をして全体に火を通すなど少々難しいですがうまくできたのでよかったです。

 

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その間に茶碗蒸しもできています。

これは過去の記事のどこかでやっています。

 

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えびです。

今回コストコで車海老があったので買いました。

エビフライリクエストがあったので好き放題やっていけます。

 

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殻をむいたものです。

片栗粉と濃いめの塩水で揉んでから洗うと汚れがとれて清浄になります。

清浄な方が好きなのでそうしています。

 

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筋と尻尾を切って伸ばして塩コショウしたものです。

 

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弟がパン粉を作っている様子です。

 

 

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今回もバッター液を作って使っています。

これも過去の記事のどこかでくわしくやっているはずなのでそちらを参照してください。

 

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揚げていきます。

 

180℃くらいで適当にチリチリ言うまで。

 

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でかい。

 

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とてもでかい。

 

何かこういう生物に見えてきます。

 

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タルタルソースも適当に作ります。

ピクルスがあるとミキサーでミキするだけでできるので簡単ですね。

 

 

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ブリを醤油酒みりんしょうがで漬けておいたものがあるので焼きます。

 

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はい。

 

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なんやかんやしてたらこのようになります。

 

作るのに2日かかってるのでかなりな手間ですね。

うま煮

芋きんとん 伊達巻 数の子 昆布巻き

ローストビーフ 熊ロースト ピクルス

紅鮭(塩して焼いた) エビフライ あたりは作りました。

黒豆も作ったんですが盛り付けに入りませんでした。

 

 

熊ローストも評判がよくまた作れと言われますがそんなに手に入るものではないので適当に流します。

 

上に見えないものは盛り付けられなかったので何処か別の場所に置いてあります。

 

年末は親の金で好き勝手料理できて楽しいと言いましたが、いつもの数倍料理したので筋肉痛でしんどさがありました。

 

今年は年末に食あたりを発生させなかったので概ねいい一年だったと思います。

 

 

 

 

 

牛肉 熊肉 ロースト

ロックンロールとは何か、私です。

私はくさりがまーメイドかもしれません。

てあみなずまのまとめそろそろ新しいのでませんかね。

teaminazuma

 

 

さてクリスマスから年末にかけては家の金で好き放題色々作れる素晴らしき日です。

ローストシリーズは冷蔵しておけば1週間くらいもつので作ります。

おせちにも見栄えが良い事があり、視覚情報を飽和させ喜びにつなげる事が大事になります。

 

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とりあえず和牛もも肉です。

800gほど

整形してから塩コショウしてanova先生で遊びます。

 

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遊んでいる所です。

59℃で4時間。

 

結論としてはもう少し温度を上げたほうが良いでしょう。

熱変性を見誤りました。

というより生っぽいのが私が好きなためです。

肉のポテンシャルを生かしきれなかったので次回につなげたいところです。

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あとは表面を多めの油で焼き色つけてメイラード反応起こして香ばしさ等を足して1日冷やしたものです。

うまい。

薄切りで何枚も食べるほうが私は好きです。

酒のツマミですから。

 

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こちらは成形時にとっておいた生肉です。

刺し身で味見してます。

うまいうまい。

うまい。

生肉

生肉です、やはり生肉が美味いです。

生肉をもっとたべたくなります、どうして生肉が食べられないのでしょうか。

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夜はこんな感じで晩酌しました。

 

赤のしっかりしたワインなら醤油との相性も悪くないためうまくうまいです。

a-yuzukiは値段も安く安定して美味いので澱が舞うのが気にならないならオススメしたいです。

しかし牛肉の刺し身は美味いです。

毎日食べたい。

ユッケでもよろしい。

 

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さて翌日はオーストラリア産牛イチボです。

とりあえず大量にガンガン食べれるものが欲しかったので安いのをやりました。

 

2キロちょいあります。

 

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適当に整形して62℃で2時間~4時間やります。

バターが溶けているのは熊です。

熊肉はバター+ローズマリー+塩コショウ+レモンの皮で多少臭みを抑えようと実験しています。

 

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4時間後のイチボです。

 

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適当に焼きます。

脂を落としたかったので脂目を焼いて拭き取ってからオリーブオイル追加して焼き色をつけていきます。

 

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はい

 

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こっちは熊です。

 

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色がつきます。

 

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イチボの様子です。

 

62℃で充分いい感じになりますね。

 

もう1℃くらい落として長くやってみるのも手かもしれません。

 

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盛り付けるとこんな感じです。

上から時計回りに ヒグマ オーストラリア牛イチボ 和牛もも肉

ヒグマにガーリックチーズを添えてみたところかなり脳に響く感じになりました。

今回は脂が少なかったのでその分の旨味をチーズで上手く補えた感があります。

ガーリックはもっときいててもいいですね。

臭みはローズマリー効果でかなり抑えられていますが、私は少し物足りないかもしれません。

味は相変わらず旨味のある牛です。

熟成牛の味。

 

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夜はブリュット空けながら肉で飲みます。

白いワインに赤い肉を合わせる場合は芋やチーズやバター等で仲立してやるとかなり違和感が消えます。

ポテトピュレは72℃で20分加熱→裏ごし→バターを芋の3割~4割+牛乳を2割程度のロブションとかそこらへんのレシピで適当にやってます。

裏ごし器で細かくすると手間ですが舌触りが良いですね。

面倒なんでブレンダーぶち込んでもそこまで大きな変化は無い感じですがねっとりしてしまうのは仕方ないかと。

 

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プレゼント用にこんな感じでもやりました。

 

ロースト肉のピンク色を見ているだけで幸せになります。

生肉っぽい肉はいいものです。

生肉はさらに良い場合もありますが柔らかさで負けることも多々有り、加熱による旨味の変化や香りの違いなど一概にどちらが良いとは言えません。

 

イギリス式の表面がカリカリしている分厚いローストビーフも一度は作ってみたいのですがそもそも牛肉の塊は高いので予算に余裕が無いとできません。

どこからか肉が降ってこないでしょうか。

 

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そういえば年末に向けてお歳暮でよなよなエールをいただきました。

インドの青鬼が1番オススメできます。

 

パンクIPAを常飲できる生活がしたいと思う時もあります。

 

確実に肝臓をやらかすとは思いますが、そのようなものです。

 

 

 

 

ビール飲んでいますか?

来年から安くなるそうなので嬉しい限りです。

 

 

 

鶏半身揚げ。

ワインがなければ覚えませぬ、私です。

 

年末になってしまいました。

そうですクリスマスというイベントがあり、クリスマスにはチキンを何かしらやってほしいとのリクエストが家人からあったのでやります。

 

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あとanova芸人になりました。

去年買おうと思ったところ3万近かったため諦めがありましたが今年見ると2万+税くらいだったので自分へのプレゼントということで買ってしまいました。

仏教徒ですがいいのでしょうか、いいのです。

聖サンタクロース上人もしくは大明神だと思えば特に問題はありません。

 

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はい。

 

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この時点で楽しい。

 

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では鶏を設営します。

 

今回はコストコで買ってきた丸鶏3キロです。

普段は1.2キロ程度のものをローストチキンにするのですが今回は倍以上あるので悩みます。

 

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分割したものです、中央部は本来であればつけたまま割りますが今回は年末にそばの出汁に使うので取り出して冷凍しておきます。

 

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半身揚げするには大きいので1/4揚げに変更します。

 

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醤油生姜酒等で適当につけ汁を作って半日ほど漬けます。

 

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半身分はanova先生に先に火入れをしておいてもらいます。

57℃で4時間ほど、後々思いましたがもう少し高い温度のほうがいいですね。

 

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コストコで買ったサラダ油です。

油が山ほど使える事に幸せを感じる種族です。

 

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今宵の油は血に植えておるわ。

 

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低温調理してた鶏はそのまま揚げると火が通り過ぎるので外に出して冷やしておきます。

 

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まずは低温調理してないほうを20分ほど揚げます。

180℃くらいです。

 

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かなり縮みます。

 

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こちらは4時間たったアレです。

あれあれ

 

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はい。

揚げた見た目は先に低温調理しないほうが良いですね。

 

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芋も揚げました。

芋は先にレンチンなどして火を通してやってから冷凍して揚げると店の味っぽくなります。

 

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左が低温調理したもので右が普通に揚げたものです。

これだけ肉質が変わるというのは面白いものですね。

もう少し高い温度でしっかり火を通さないと色々もったいない感じが感じ取れましたので今回の実験はこのような感じで。

 

 

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話変わりますがセブンのトリュフポルチーニラスクが美味いと言う話を聞いたので買ってみましたが、これにクリームチーズ載せるだけでかなり上等なワインのつまみになります。

よろしいかと。

 

 

 

ビール分水嶺

 

試作 鮟鱇トマト煮

トゥールゥトゥルストゥルットゥ、私です。

 

ワインに合う料理コンテストなんぞをクリスマス前にやるということで1品出そうかという感じで試作品を作っています。

こういうのぶっつけ本番でやるのが怖くてダメです、自分で食べる分にはいくら腹を壊そうが味が悪かろうが見た目が悪かろうがそこまで気にしないのですが人が食べるという事に責任を感じてしまいます。

 

友人にどこまでやっていいのかと聞いたところ全力でやってくればとの有り難いお言葉を頂いたのでそうします。

 

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連中です。

何はともあえ、トマトソースを作ります。

作業中にミッシェル・ガン・エレファントのSabrinaHeavenを聞いていましたがメタリックが好きです。

叫んでたら何事かと人が来ましたが気にしない事にしましょう。

フライパンで炒め物をしながらヘッドバンギングをするとこぼしやすくなります、注意しましょう。

 

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この付近はいつもの工程なんでいつもの感じでいつも通りにします。

 

トマト缶今回は安いのを使いましたが味が薄いですね、少し高いのを使った方が明らかに味が違うので買いましょう。

 

また今回はセロリがあったため珍しくマストバイでセロリでオウイエーです。

pillows風に言えばアウイエー

 

北海道の道の駅なのに未だにセロリが売ってるところが存在します。

 

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本番ではカスペ(エイの事です)でやろうと思ったんですが今日は魚屋覗いても無かったので安い鮟鱇でやります。

1匹1000円

2.8キロ

今年は随分とれてるみたいですね。

 

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鮟鱇には結構な確率でアニサキス君が借り暮らししてるので塩胡椒ふってしばらく置いときます。

酒に漬けておいても良い。

真水にさらしておいても良いものとします。

アラは塩ふって味噌汁にでも使います。

肝は定まっていませんです。

 

寄生虫は冷凍かけるのが1番ですが鮟鱇の弾力がなくなるので今回はそのままやります。

浜町の人間はあまり気にしません。

 

 

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トマトソース煮てる間に鮟鱇に小麦粉叩いてオリーブオイルで焼きます。

バターでもいいです。

バターの方がいいかもしれません。

鮟鱇は味がかなり強い魚なのでバターやクリーム系と合います。

 

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表面軽く焼いたら取り出します。

 

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ポテトピュレ作っておきます。

見た目最悪ですがドッバドバチーズとバター入れたので味はいいです。

ナツメグを少し入れるのが私は好きです。

 

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鮟鱇をバットに並べてトマトソースかけてアルミホイルかけてオーブンで火を通します。

フライパンでやってもいいんですが一度それをした結果身が崩れた悲しい思い出があるので今回はオーブンです。

 

火を通す事が目的なのでアルミホイルをします。乾かす必要はありません。

220度で20分~25分

 

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待ってる間暇なのでチーズせんべいを作ります。

フライパンにチーズのっけて加熱するだけです。

 

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はい。

実験して良かった案件が起こりました、分厚くつくるとサクサクせず歯ごたえが悪いです。

かなり薄く作るほうがいいですね、それと弱火。

 

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盛り付けを色々悩んでる図です。

 

上のはセロリの葉を刻んだだけのものです。

横のはわさび菜です。

あん肝を甘めにマリマリして焼いて乗っけても良いかもしれません、フォアグラのようなイメージで。

 

 

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第二案

 

ポテトピュレを上に乗っけるとでろんとしてしまいますね、この場合は薄く切ったバケットでも添えるべきでしょう。

しかし高さが出ると盛り付けが楽しいですね、しかしの使い方間違っている気がしますがそういう事は曖昧に流してしまうのが得策です。

 

第一案で行く事にします。

 

本番はカスペを使うので酢をソースに足すべきかレモンを上からかけるべきか悩みます。

味見してからにしましょう。

 

本来は1日置いて味が馴染んだものを温め直して食べた方が美味いです。

 

冷えたものをサラダ添えて食べても美味いです。

その場合はタルタルソースなど添えるとよろしいかと。

 

禁酒中にワインに合う料理を考えるというのは危険が伴います。

ワインをあけて試飲しそうになりました。

家族に味見をおまかせしましたが料理は美味いけれどワインは白か軽い赤がいいとの事でした。

臭みはないためどちらでもいけるとのこと。

 

 

 

残り4日で酒が飲めます。

禁酒すると体重がガリガリ落ちる事に気が付きました。

10日で2キロほど落ちてます。

夜食という発想が脳からこぼれ落ちたからでしょう。

 

そういうことです。

 

生ハム

焼酎の葛根湯割り、私です。

 

スマホを整理してたら過去に作った生ハムが出たのでそれです。

 

あれは今年の1月か2月だったはずです。

 

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ブツです。

上にある硬い骨を切り取っていきます。

奥が切り取られたブツです。

手前が切り取ったブツです。

逆ですね。

 

 

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ひたすら血管を押して血を押し出します。

これをしないと腐敗の原因になります。

ちなみにこれは豚の後ろ足1本で10キロほどあります。

他の動物の処理もこんな感じでやればいいのかみたいな謎の感動が産まれます。

人間も豚とそう変わらない構造らしいですね。

他意はありません。

 

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塩を揉み込みます。

肉の7%程度が目安。

本当は5%程度でもいいそうですが日本の食品衛生法とかいうヤツのせいです。

生肉を食べたい。

とにかく血の出るところに徹底的に刷り込みます。

これだけ大きいと自分が食物を触っている感覚が曖昧になり工業的な何かを作っているような気がしてきます。

皮を一枚剥げば肉です。

 

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もみます。

塩漬けにするくらいの勢いでやっていきます。

 

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30分ほど置いて水が上がるのを待ちます。

 

かなり疲れます。

 

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カビ付けして半年ほどたったものです。

水上がってくるまでひたすら洗います。

 

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表面のカビをたわしでわっしゃわっしゃおとしていきます。

ぬるま湯でやることで脂を溶かして全体をコーティングしていくそうです。

ここまでくると独特の匂いがしてきます。

 

 

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塩漬け後の肉です。

 

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あとは干すだけです。

左が1年たったもので右が今回の連中です。

肉は6キロ程度まで水分が抜けるのでかなり見た目も減ります。

途中で一度塩分濃度落とすために5%塩水に漬けたりもするそうです。

 

稀に熟成中に肉に穴があいて一部溶けて落ちてくるそうですが、屠殺段階で強い電気ショックを与えた時の部分が多少火が入ってしまって腐り落ちるからだそうです。

 

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熟成が終われば受け取ります。

これは2年モノです。

少し乾燥しすぎてますが美味いです。

脂が1番美味いのですが黄色く酸化してる部分はまずいので容赦なく捨てます。

 

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表面に白い旨味成分が結晶化してシャリシャリ言うくらいまで濃縮されます。

かなり美味いです、家に生ハムがある生活はいいものです、ツマミに困りません。

困るのは塩分濃度くらいです。

ただバケットを焼いてオリーブオイルかけて食べても美味いです。

詳しくは新米姉妹のふたりご飯を読みましょう。

 

生ハムは毎年1本作りに行ってるのですが今度は自己責任で塩分下げて作りたい気もしています。

保管だけお願いしたい。

 

生ハムは東京のサルメリア69というハム屋がとてもオススメです、あそこまで薄い生ハムを他で食べたことがありません。

ハムが溶ける不思議な感動を味わえます。

店長はかなり変態が入っている気がします。

飲食店は変態が入っている方が美味しい気がします。

 

 

禁酒してから料理を作る気力が失われて危険ですが年末は盛大にやらかそうと検討しているのでそれを支えにしています。

 

 

 

ぴーぷるぴーぷ

ナスと芋のグラタン

ナンなんですか?いいえ、チャパティです。 私です。

 

チャパティトルティーヤの違いとは一体。

 

さてナスが悪くなりそうだったのとハネ品のジャガイモを20キロほど頂いたのでグラタンを作ります。

 

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材料です。

 

肉を解凍する気力を除雪に奪われたのでソーセージとベーコンで出汁をとります。

あとチーズ。

白菜は家にあったからです。

野菜を増やして気持ちだけでもグラタンの重さを軽減したかったのでしょうか。

もしくは出汁が出るから入れたものと思われます。

ホワイトソースと白菜の相性はとてもいいのですが、ベーコンとも合います。

そこから連想して入れたと想定しました。

 

 

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芋は適当に柔らかくなる程度塩茹でします。

煮込んでも形が残るタイプの新品種ということだったので料理中に適当に火が入ると想定します。

 

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ナスは塩水につけてアク抜きと下味をつけます。

 

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ニンニクとベーコンとソーセージをオリーブオイルで炒めます。

油ならなんでもいいかと思います。

ベーコンから油が出て来ると幸せになります。

 

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その後白菜とタマネギとトマトと適当にハーブ入れて炒めます。

面倒なので蓋して蒸すようにやると早く熱が通ります。

 

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塩コショウしてトマト缶入れて酒かワインいれて煮込みます。

1時間程度弱火でやるといいでしょう。

ストーブがあれば上においておけばいいですが、アルコールが飛ぶように一度沸騰させてからのほうが安心です。

 

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茹でてた芋が柔らかくなってたので潰してチーズと牛乳とパルメジャーノと塩コショウしてベース作っときます。

この時チーズは好きなだけ入れても良いとしましょう。

アメリカンな気持ちになったからです。

バターは有塩の場合は塩を加減しましょう。

 

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ソースの煮込みが終わったところです。

 

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ナスは水気切って小麦粉でもつけて多めの油で焼きます。

 

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芋 ナス チーズをアメリカ人になって入れます。

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トマトソース チーズをさらにアメリカに。

最後にパン粉かけてオーブンで焼きます。

チーズに焼き色がつけば完成です。

 

マカロニ・アンド・チーズをいつか作りたいですね。

チーズ含有量が全体の6割を超えるようなヤツを。

 

 

 

 

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焼けました。

 

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盛り付けました。

味は美味いです。

ひとつで満腹になります。

 

オリーブオイルをすこしかけると格好がつきます。

ルッコラでも生えてる時期なら上に添えて見栄えを良くしたいところですが冬ですので存在しません。

 

あるもので勝負するしかないんです。

 

グラタンを作る時はチーズをいくらかけてもよいといつかの記事でやったのですが、やはり良いですねチーズ。

 

 

赤ワインが飲みたくなります。

白ワインでもいいですが。

 

禁酒はあと10日ほど続きます。

 

アルコールがなくなると発言がわからなくなる傾向にあるようです。

 

今日はアンパンがナンの隠語か考えていましたが、誤字によりナンの隠語となってしまったためバタコさんがナンを投げつけてくる様子が浮かびました。

サンスクリット語の授業を思い出し、恩師は今でもチベットにいるのかとも思いました。

 

羊も食べたいですね。