食通知ったかぶり

作ったものとかです タイトルは小説より引用させて頂きました。 プロフィールを一読下さい。

最近の麻婆豆腐 など

かたつむり観光客、私です。

 

麻婆豆腐をまた色々やっていたのでそういう話をします。

今回は麻婆豆腐の元祖のレシピを見てたら豆板醤使わないで大量に唐辛子でなんとかしてたのでじゃあそれで行くかと言う事でそうしています。

 

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札幌行ったついでに中国食品の店で色々買ってきました。

花椒もこれで300円ちょいなので安い。

豆鼓も買ってきました。

 

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とりあえず豆鼓を使ったバージョンの麻婆豆腐です。

味に深みが出ますがまだ調整しきれていません。

以前使っていた豆鼓よりも塩味が強いのでそこらへんを調整していきます。

 

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調整しているところです。

 

ここらで四川豆板醤が切れたのでじゃあ使わないレシピをやるかと言う事でやっています。

 

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色合いがかなり黒目になります。

中華料理屋で見るタイプ。

 

ネギもワケギなどを大きめに刻むとの事だったので細めのネギを使っています。

 

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洗い物してる最中冷めるの嫌だったんで土鍋に入りました。

見栄えが良い

 

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現在の最新版です。

ラー油を自作したところ色合いがかなりいい感じになりました。

 

 

というわけでレシピです。

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材料はこんな感じ

上の白いの浮いてるのは鶏がらスープです。

とってペットボトルに入れて冷凍しといたものです。

脂とるの面倒なんでそのまま使ってます。

 

あとはいつも通り

挽肉

ネギ

しょうがすりおろし

ニンニクみじん切り

唐辛子

豆鼓

胡椒

粉の花椒

ラー油

などです

まあ見ての通りなんで見て下さい。

 

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いつも通り豆腐を塩入れた水で温めます。

 

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挽肉、しょうが、豆鼓、とうがらし大さじ2を炒めます。

 

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炒めたら粉の花椒、胡椒、醤油を入れて軽くなじませます。

 

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沸騰させたスープをコップ1杯半くらい入れて味見をして塩気がちょうどいいくらいにします。

辛さが足りない時は豆板醤とか唐辛子入れます。

茹でた豆腐を入れて2分くらい温めます。

 

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素数

ネギ

 

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馴染んできたら水溶き片栗粉を2回か3回にわけて入れてとろみをつけます。

気持ち強めに

 

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おたまの1/3か1/4程度の花椒油を入れて底を焼きます。

土鍋に入れてから焼いてもいいので好みで。

 

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はい

盛り付けてラー油を沢山かけて好きなだけ花椒かけて完成です。

 

日本の麻婆豆腐からかなり離れて中国料理屋の料理になってきている感じです。

これはこれですごい好き。

豆鼓がかなり塩味を出すので片栗粉でまとめると少し塩気が強くなる傾向にある気がします。

調整を今度していきたいところ。

 

味は美味いです。

米をがっつり行く事も可能ですしそのまま麺入れても美味い。

 

鶏がらスープは素で十分です、自家製のはたまたまあったからそうしているだけです。

 

ラー油は唐辛子と花椒八角入れたステンレスボウルに熱した油入れただけの簡単なものですがあまり辛くなく香りが良いので使い勝手が良いです。

 

 

 

ここからケバブです。

 

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家にラムが1キロほどあったのでケバブを作ります。

材料はこんな感じ。

 

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クミン、唐辛子、塩、胡椒を煎ります

 

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肉にオリーブオイルすこしかけてミンチにします。

 

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さきほど煎った香辛料も入れます。

上からかけてもいいんですが面倒なんでここで入れました。

 

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串に適当に貼り付けて焼きます。

相当油が出るので下に大きめのアルミバットを置いとくといいです。

 

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無糖ヨーグルトに塩、すりおろしにんにく、オリーブオイルを加えてソースにします。

レモン入れてもいいです。

今回は添えます。

 

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こうなりました。

味が薄い時は香辛料さらに上からかけてもいいです。

焼いてる時にバットに溜まってる油と肉汁をかけてもいいです。

トルコはかなり脂が好きな国らしくドキュメンタリーとか見てると信じられないぐらい脂を食べてます。

 

味はかなり美味かったですね。

 

 

そろそろ胃にダメージが入ってきてるので今後はもう少し身体に優しいものを作るかもしれません。

最低限文化的な酒飲み

今回画像は無いです、私です。

 

現在しこたまよろしくない酒を飲んでいますが気持ちがいいので問題はありません。

 

ところで人生において最低限文化的な酒飲みとはどういった物だと考えるでしょうか。

 

日本酒飲みにとっては塩さえあれば美味くさけが飲めてしまうのでこれはむしろ文化的な酒飲みだと思います。

 

本当の下限は七味つまみに酒を飲む事かもしれません。

七味をつまみに酒を飲むと胃が荒れるので腹が減らなくなります。

飯を食わずに酒だけ飲み続けられます。

 

さてでは現在の家庭での最低限文化的な酒飲みを考えます。

個人的な話をします。

 

鯖味噌缶詰に刻みネギを加えてコンロでそのまま温めたものを台所でつまみながら安い日本酒を炭酸割りしたもので飲むのは最低限文化的だと思います。

ここで発泡酒を飲むのも正解に限りなく近いと思います。

 

鯖缶は水煮缶の汁を捨てて刻み玉ねぎ、マヨネーズ、胡椒、醤油少しを混ぜても最低限文化的に最高な酒を飲めると思います。

 

韓国の1本100円しない発泡酒を限界まで冷やして(冷蔵庫から冷凍庫に入れて30分後くらい)飲んでいても最低限文化的に最高だなと思います。

 

発泡酒といえばベルギービール発泡酒扱いになるので安くて素晴らしいです。

 

 

[2CS]ユーロホップ (330ml×24本)×2箱

[2CS]ユーロホップ (330ml×24本)×2箱

 

 

これとかスゴイ安いのにきちんと美味いんですごいですよ。

ヘタなビールより美味い。

 

さてまあ現在塩焼き鮭の骨取り除いてマヨネーズと胡椒、醤油少しいれてつまみにしてるんですが弁当の安い鮭でも十分酒のツマミになるのは素晴らしい事です。

 

安い冷えた弁当をつまみに酒を飲む事こそ最低限文化的の下限だと思っているのですが皆様はどうでしょうか。

 

冷えた米でものり弁当の下のようにおかかと醤油がかかってればなんとかつまみになりますが冷えて美味しくない米だとかなりどうしようもなさが襲いかかります。

燗酒にしてなんとかいけるくらいです。

 

安さだけで言えば魚のアラなんか最高に文化的で最低限に安いものだと思います。

スーパー等で白身魚のアラ買ってきて酒、塩をかけて1時間程度放置してから焼いて昆布だしとって土鍋に入れて豆腐を入れてネギも入れると安いのに素晴らしく美味いちり鍋になります。

池袋の東武地下なんかだと300円くらいで真鯛の頭売ってるんで狙い目ですよ、きちんと処理してやると最低限な値段なのに素晴らしいものが食える。

 

最低限と言えば本マグロのアラなんかも狙い目です。

皮はスプーンで脂と肉をこそぎ取って刻みネギを混ぜればかなり美味しいネギトロですし、血合いはぶつ切りにして10分くらい流水にさらしてから甘辛く醤油とみりん、砂糖、酒で煮付けてやれば完璧な酒のあてになります。

 

あとスーパーシリーズと言えば売れ残りの揚げ物です。

トンカツなんかが売れ残っていれば家で玉ねぎと一緒にめんつゆで卵とじにしてしまえば十分すぎるほど酒のつまみになります。

 

焼き鳥も塩だろうがタレだろうが親子丼よろしくネギと卵とじしてしまえば酒のつまみです。

 

天ぷらもめんつゆで煮てやれば十分一級のつまみになります。

 

缶詰や惣菜も一手間が相当違ってくるのですが、値段としては十分最低限文化的な食事なんじゃないかと思います。

 

 

帰ってきてどうしようもなく疲れてる時はお湯だけ沸かして大手業務用スーパーの冷凍水餃子ぶちこんで茹でて食えばいいです。

黒酢食べるラー油加えるだけでかなり文化度が上がります。

おなかすいてる時は茹でてる時に即席麺ぶちこんで適当に創味シャンタンとか鶏がらスープの素とかで味つけてしょうがすりおろしてごま油入れりゃいいです。

 

即席麺と言えばサッポロ一番塩ラーメンが個人的にはベストなんですが、まるちゃんのカレーうどんもいいです。 茹でたもやしと卵追加してやるとかなり幸せですし、残った汁に米いれて食えば酒のつまみにも〆にもなります。

 

最低限文化的な酒飲みってのを自分の中で考えてみるといくらでも出てくるんですが見てくださっている皆様にもあると思います。

 

酒に合った最低限文化的な飲みを探すと幸せになるかもしれません。

 

ところで白ワインも日本酒もきつけりゃ炭酸割りしていいんですよ。

それで美味く飲めるのが1番なんですから。

 

紹興酒にはソーセージ薄切りでもいいと思います。

ピーナッツは国産だと文化的すぎる。

 

 

 

実験中な物 もつ煮込み

紹興酒飲みすぎて尿酸値で引っかかりそうになりました、私です。

痛風は怖いのでウイスキーハイボールに切り替えました。

 

さてここ最近の実験してた物です。

記事にするほどでもないんでまとめて

 

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コンビニやスーパーの焼き鳥が美味しくないので自作しています。

もも肉1枚で3本+皮が作れます。

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上火焼きのオーブンというか魚焼き機を使っていますがなかなかいい感じ。

汚いのは10年以上使ってるからです。

 

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様子見ながら焼いてこんな感じ。

上火焼きだどカリっと仕上がる上に焦げにくいので良いですね。

また色々実験したいところ。

 

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マスとニシンをもらったので燻製にします。

 

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捌きました。

ニシンの卵は醤油漬けにしておきます。

 

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ソミュール液適当に作って1日漬け込みます。

 

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干します・

表面がしっかり乾燥するくらい

 

 

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鉄鍋で適当にやれるんで楽です。

 

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15分くらいするとこうなります。

 

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ニシン

 

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ついでに少し乾して味なじませてから冷蔵庫で保存します。

 

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刻んだ玉ねぎ乗せてビネガーかけて食べましたが美味かったです。

 

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桜鱒は色が綺麗でいいですね。

 

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むしって食べる。

 

 

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モツ煮を作ります。

 

豚1匹分の白モツで900円しないので買ってきます。

留寿都の辻畜産というところです。

 

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内容物です。

左から直腸 小腸 大腸 胃です。(多分)

 

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流水で流し続けます。

 

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小腸と直腸は適当にキッチンバサミで切っていきます。

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残りが問題です。

 

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めちゃくちゃ脂と血管がついてるのでほどいていきます。

 

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手間ですが楽しい。

 

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全部切ったら煮ていきます。

 

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ある程度煮たら取り出して流水で洗います。

 

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ぬるま湯くらいで洗うと脂がうまいこと出ます。

この後片栗粉と塩も加えて良く揉んでさらに洗い流します。

 

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胃です。

とにかくねばりがあるので包丁でこそぎとって酢かけてさらに揉んでから茹でます。

 

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いってらっしゃい。

 

こいつは茹で上がったら水で洗ってたわしでよーく洗って切ります。

 

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下処理が終わったのでモツ全部と玉ねぎ大3個 ニンニク丸1個 しょうがを入れてひたひたの水入れて煮ます。

2時間くらい

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和風だしパックも入れときます。

 

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味噌と醤油で味付けして完成。

翌日まで置いて冷やして上の脂をすくってそこから少し煮詰めるのでこの段階ではスープとして飲んで美味しいくらいでいいです。

 

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法改正前までは生で食えた牛レバーも買ってきました。

 

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豚の茹でた胃と一緒に炙って食いました。 本当は生で食いたかったけれど仕方ない。

タレはポン酢とニンニクしょうがごま油塩

 

 

牡蠣を食う話

女王蜂にハマりましたがいいですね、私です。

 

さて近所に牡蠣を養殖しているので買いに行きました。

 

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春が旬の珍しいタイプの牡蠣で寿牡蠣とブランド名で売り出し中らしいです。

今年は低気圧でイカダやられたりで少し値上がりしました。

 

これは大で1個150円を20個

 

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サイズ感です。

ずっしりきます。

先をキッチンバサミで切って牡蠣剥きで剝きます。

 

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剥いて盛り付けたところです。

 

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なんかやけに豪華です。

 

ワインは蘭越の松原農園ワイン。

日本のワインは牡蠣に不思議と負けないので面白い。

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タバスコとレモンで食べます。

死にます。

 

ワインを流し込みます。

続いて死にます。

 

牡蠣は何故こんなに美味いのか。

人生で2回もノロってるのに未だに食べてしまいます。

体調の良い時に新鮮なものを選ばないと怖いですね。

 

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蒸しました

白ワイン入れて水も少し入れて蓋して沸騰したら5分くらい。

殻がひらけばいいです。

生でも食えるものですから。

 

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半生くらいで上げるのが好きです。

これも優勝します。

勝ちです。

牡蠣は幸せ物質を多量に分泌させる気がします。

 

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追加で10個買って剝きました。

塩水で軽く洗います。

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小麦粉つけてバターで焼きます。

 

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このあと写真撮るとかそう言った意識が消え失せたのでありません。

バター醤油レモンで食べます。

これは冷やした日本酒がいいでしょう。

醤油バターは強いです、ワインでは受け止めきれない可能性があります。

ワインで飲むならニンニクも入れて醤油抑えめにしましょう。

 

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翌日ワイン蒸しの出汁がもったいなかったんで昆布と水入れて粥にして昼飯にしました。

牡蠣粥いいですよ牡蠣粥。

右上は家の裏でとれたフキの炒め物

 

 

 

あと地元でムール貝が泥付きで売ってました。

 

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1キロ500円

処理してからだとキロ1000円なので自分で処理します。

表面をたわしでこすって足を適当に抜き取って塩水につけます。

 

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ニンニクとワイン、唐辛子で蒸します。

 

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はい。

こんなもんまずい理由がないです。

 

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残った貝を刻んで玉ねぎ、ベーコンと炒めてチーズと小麦粉入れて少し混ぜます。

 

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茹でた芋、蒸し汁、水を入れて温めます。

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牛乳、塩コショウ、バターで味整えてチャウダーにします。

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パスタのソースにもなって美味しい。

 

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あとボラが1匹300円だったので買ってきて捌きました。

1キロくらい

 

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適当にそぎ切りにして流水で10分洗います。

 

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水気切って冷蔵庫で3日位持ちます。

ボラは洗いにしないと1日で身がグズグズになるので大抵こうしてます。

余ったらつみれにして揚げかまぼこにもなります。

 

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わさび醤油かポン酢、辛子酢味噌で食べます。

酒ですね。

 

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ふぐさし

ここらへんだとマフグが安いのでたまに魚屋で皮と内蔵とってもらって自分で作ります。

上のは庭に自生してるノビル刻んだ物

 

田舎では自分で作らないと酒のつまみが存在しないので必然的にこうなっていきます。

 

中華素材を揃えるのですら一苦労

 

四川麻婆豆腐に関するあれこれ

花椒を花山椒→花椒と一々変換しなおすのが面倒です、私です。

 

ここ最近麻婆豆腐をずっと作り続けています。

 

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初期麻婆豆腐です。

まだひき肉の炒め方が甘く、豆腐も下茹でせずレンチンですましていた頃です。

脂の量が少なく、片栗粉でまとめているためあんかけのようになってしまっています。

この頃は辛さを唐辛子で出そうとしていました。

 

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初期麻婆豆腐2です。

ナス入れたりトマト入れたり別の料理に浮気をしています。

 

味は美味いのですが目指すべきところはそこではない。

 

 

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中期麻婆豆腐です。

このあたりで花椒を導入し、大量にかけはじめています。

まだ油を大量に入れられていません。

3口で舌を刺すような辛さに到着していません。

 

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中期麻婆豆腐です。

そろそろここらへんで油を大量に入れる事に躊躇がなくなってきます。

 

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麻婆ナスも作れるようになりました。

 

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麻婆ナス豆腐というよくわからないものもあります。

 

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後期麻婆豆腐です。

花椒油を導入しました。

これにより辛さと香りが飛躍的に上昇し、かなり満足がいくものとなっています。

この頃からネギは先に炒めるようになりました。

香ばしさ優先です。

また、豆鼓を利用するようになり、甜麺醤は利用しなくなりました。

 

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ほぼ完成形の麻婆豆腐です。

豆板醤を四川豆板醤に変えた所爆発的に色が良くなった状態です。

辛さもかなり納得の行く水準まで上がっています。

 

 

この1月くらいかなりの頻度で作っていた麻婆豆腐です。

麻婆豆腐は東京の楊2号店や、ロンアールでやられてたんですが急に食べたくなり家庭での再現を目標に色々やってます。

中華料理のドキュメンタリーを見ていると火力と油の量がとんでもなく、もっと自由に料理をしていいと後押しがあります。

 

さてレシピです。

 

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豆板醤使うパターンはこんな感じ

 

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最低限欲しい材料です。

にんにくみじん切り(すりおろしが面倒だった)
すりおろし生姜

刻みネギ1本分

ひき肉150g(豚でも牛でも合い挽きでも)

豆腐は絹ごしが好きなので絹ごしにしています。

木綿でもなんでもいいでしょう。

 

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まず肉をおたま1杯分の油と一緒強火で炒めます。

生姜、にんにくも一緒に入れます。

この段階でネギ入れてもいいです。

ひき肉がメイラード反応で香ばしくなるように温度は出来るだけ高めに。

 

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豆腐は塩を入れたお湯に入れて5分ほど弱火で温めます。

沸騰させる必要はありませんが、そこそこグラグラ行くくらいでいいです。

 

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油が濁らなくなったので調味料を入れます。

四川豆板醤、豆鼓(無かったので普通の味噌)、醤油を入れて香りが出てくるまで炒めます。

唐辛子をここでぶちこんでもいいです。

 

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炒めました。

 

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熱湯をコップ1杯程度入れます。

熱湯を一気に入れると多少乳化が起こりまろやかになるとか聞きました。

乳化は90度後半にならないと起こらないのでなるほど。

粒状鶏がらスープの素も入れます。

もし鶏がらスープを使う場合は沸騰しているものを入れるといいです。

 

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ザルに空けて水を切った豆腐を入れます。

ここで豆腐をきちんと温めるようにそこそこ強火で煮ます。

 

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水分が減ってきたら水溶き片栗粉で水分をまとめて豆腐にからめます。

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強火でしっかり火を通します。

この段階で花椒油をおたま半分ほど回し入れます。

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最期に好きなだけ花椒をかけて完成です。

 

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こうなります。

 

ネギは最初に炒める段階で入れる場合と最期に乗せる場合と色々ありますが好みで。

 

使ってる材料紹介です。

 

ユウキ 化学調味料無添加のガラスープ 130g

ユウキ 化学調味料無添加のガラスープ 130g

 

 鶏がらスープの素はこれが1番使いやすい気がします。

変な味もしないし。

 

 

ユウキ 四川豆板醤 130g

ユウキ 四川豆板醤 130g

 

四川豆板醤もユウキのですね。

高いの使ってみたいんですが買いに行くのが大変なので今のところこれです、色がすごく赤くなります。

 

 

ユウキ 豆チ 100g

ユウキ 豆チ 100g

 

 豆鼓もあります。

これも手に入らなければ味噌でなんとかなるので無理に買う必要はないです。

豆鼓醤でもいいです。

 

 

 

ユウキ 四川花椒油 920g

ユウキ 四川花椒油 920g

 

 花椒油です。

 

 

 本当はこれ買おうと思ったんですが送料高くてやめました。

手に入る人は使ってみるといいです。

 

麻婆豆腐は調味料の質でかなりグレードが跳ね上がるのですが、無いなら無いなりに美味いのですごい料理ですね。

豆板醤すらなくてもなんとか作れたりします。

 

ただ油はできるだけ菜種油等を使ったほうが良いです、サラダ油は加熱すると独特の臭みが出る事があるので危険です。

 

ここから先はここ最近作った中華料理です。

 

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鶏がらスープの素がなくなったので鶏がらスープをとっている様子です。

 

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はい。

 

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ついでに煮てた豚バラ(この後回鍋肉になりましたが写真がありません)と手羽先

 

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手羽先は醤油、黒酢、ネギ、胡麻で炒めて食べました。

うまいうまい

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スープがとれました。

 

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かんたんラー油作ります。

油を温めて

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唐辛子(韓国産が香りが良くて辛味が少なくて良い)と花椒を皿にとります。

 

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油入れたらすぐ何かで蓋をして落ち着くまで待ちます。

こうすると香りが飛ばない。

少し温度が高くて香ばしくなってしまいましたがこれはこれで美味い。

 

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ひき肉、甜麺醤、豆板醤、醤油、ネギ、生姜、にんにくで肉味噌を作ります。

 

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すりごまにスープと塩を少し入れて練ります

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ラー油と醤油(できればたまり醤油などの少し良いヤツ)入れます。

 

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茹でて冷やした麺(冷やさなくても良い)に小ねぎと肉味噌載せます。

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汁なし担々麺です。

美味い美味い。

 

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スープ取る時に使ってた鶏肉を使った前菜です。

適当にネギ刻んでポン酢とごま油であえてかけるだけ。

 

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赤がれいが安かったので塩、紹興酒、醤油、ネギ、しょうがをのせて蒸します。

 

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蒸しました(スープが大量に出るのでフライパンに取って醤油少し入れて味整えます)

 

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白髪ネギとカイワレのっけてスープをかけて、最期に煙が出るまで熱した油(落花生油がいいけれど無ければ菜種か白ごま油)をかけて食べます。

うまいうまい。

味薄ければスープ足したりポン酢足したりします。

 

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あんかけかにたまです。

 

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豚に下味つけて片栗粉つけて揚げます。

野菜も油通しします。

 

 

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しました

 

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酢豚になりました。

 

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紹興酒を飲みましょう。

 

来週にでも中国食品専門店で色々買ってくる予定です。

楽しみ。

 

 

 

低糖質ダイエット中の飯

ワインの国からこんばんわ、私です。

ワインの国ってジョージアとかあそこら辺のがそれっぽい気もしてきます。

歴史的には中東のが古いですから。

 

さて飯です。

 

基本的に低糖質食ばっか食べてるんですけれどしばらくがっつりやった時のメニューです。

 

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とりあえず鶏胸肉があったのでミンチにして肉団子にしてるところです。

卵、片栗粉、ごま油、醤油、しょうが、にんにく、ネギなんかを入れて団子にします。

 

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出汁は昆布あれば十分です。

ウェイパーでもいいです。

今は創味シャンタンでしたか。

 

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適当に入れていきます。

猛烈にアクが出るのでとりましょう。

 

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やさいは人参と大根をピーラーで薄切りにして入れてます。

大根を気長に茹でるのは面倒だからです。

 

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追い大根

面倒なのでスライサーが出てきました。

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あとは火が通れば完成です。

水菜とかもあったので最期に入れてます。

食べる時に生卵とごま油の補助を入れると満足感が増すのでよく利用します。

ポン酢は糖質が多めなのでできるだけ少なくしましょう。

 

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翌日残ったら更に水菜とか追加して鍋セカンドシーズンにします。

 

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見栄え悪いですがタンドリーチキンを作ってみたりしました。

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あとすこし高い鯖缶

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確かにちょっといい感じの味がします、レモンしぼって食べてましたがうまいうまい。

 

 

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豚足です。

毛を焼き切る作業してると首から下を全身脱毛したくなります。

 

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ゆでこぼしましょう。

 

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ネギと醤油、酒、昆布、水入れて煮ます。

八角とか入れると中華っぽいです。

五香粉でもいいです。

普段はみりんも入れますが今回は入れないのでスルー、豆油肉を作るみたいな気持ちでやってます。

 

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途中でゆで卵と干し椎茸も入れてさらに煮ます。

 

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おいしいおいしい。

好き勝手食えるのがいい。

蒸留酒しか飲めないので焼酎を先割りしておいて飲んでました。

 

 

 

 

 

 

ワイン煮込み

高山と言えば富田流の技、私です。

 

函館の蔦屋という巨大書店で煮込み料理の本を買ったところ煮込みが作りたくなったので作っていきます。

ところで煮込み料理、特にワイン煮込みは見た目が最悪としか言いようのない姿になるのは解決策がないのでしょうか。

 

 

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材料です。

 

ニンニクは3倍くらいあったほうよさそうですね

玉ねぎニンニクトマト冷凍しといたセロリです。

 

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適当にオリーブオイル多めに入れて蒸すみたいなイメージで加熱しときます。

適当って言葉大好きです。

蓋をして加熱すると蒸すイメージになる気がします。

イメージという言葉は良いですね。

 

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牛すじです。

コストコ肉をトリミングした際に出たものです。

焼き固めて脂を出しておきます。

 

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鶏肉です、なんとなくぐずぐずになりそうな気配を感じ取ったので縛ってます。

これも焼き固めてから煮込みます。

 

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全部入れて水を適当に入れた所です。

 

本当はスープ作ってから肉をワインとスープで煮込んで別に付け合せの野菜を入れるらしいんですが面倒なので一緒に煮ます。

 

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見た目が最悪ですが40分ほど煮込んだところです、鶏肉が柔らかくなりすぎるのと旨味が出過ぎるのを防ごうとここらへんで取り出してます。

刻んだセロリの葉が魔女の大鍋で煮込んでる謎ハーブみたいな気持ちを沸かせます。

 

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その後に野菜の姿が悪いって事で肉取り出してブレンダーで粉々にしたりしてます。

これはワインを2/3本ほど沸騰させてアルコール飛ばした物を入れてハーブ適当に入れて煮込みはじめている様子です、見た目が最悪です。

昔はワイン煮込みがいまいち感覚がつかめておらず、ぼやけた味になることが多かった気がします。

最終的に味はソースで足せばいいという知見を得たのでそれから変わったのでしょう。

 

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落し蓋して2時間ほどやります。

私は人参のワインで煮たものが大好きなので付け合せではなくここで入れてます。

レシピ本にはクローブを入れろとあったのですが、クローブって鍋全部クローブ臭になった苦い思い出が浮かぶのでなんとなく難しいイメージがあります。

2粒のところを1粒にしました。

 

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2時間後です、見た目が最悪の一言です。

 

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一旦冷やして脂を取り除きます、見た目が最悪です。

盛り付けで挽回しましょう。

 

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上で適当に温め直しながらソースを作ります。

とりあえず赤ワインに火を付けてアルコール飛ばします。

火を付けなくてもいいです、気持ちを大切にしていきましょう。

その後鍋のスープを適当に入れて煮詰めます。

ある程度味が濃くなったら塩コショウとバター入れて乳化させるような気持ちでやりましょう。

気持ちについて考えだすとよくわからなくなりますので煮込みに集中する事にします。

 

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付け合せはこんな感じです、

長ネギ、しいたけ、ベーコン、ソーセージ。

オリーブオイルでソテーして適当に味をつけてから油を切っておきます…

あとポテトピュレもあります。

納戸の芋が半年たっても消えないからです。

そういうことです。

 

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盛り付けた所です。

盛り付けのマジックによって美味しそうに見えます。

味は美味しいです。

皿の拭き取り残しは気にしないでください。

好みで生クリームとかかけましょう。

 

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実に美味い。

 

翌日残ったスープにデミグラスソース缶とトマト缶をぶちこんで味を適当に整えて玉ねぎと牛肉入れてハヤシライスにもなりました。

おいしいですね。

 

シラーとかカベルネとかの濃いめのワインに合います。

アメリカやチリのそこそこの値段のを選べばハズレはないかと。

 

煮込みハンバーグにしてもいいと思います。

 

 

 

 

最近ワインの勉強を久々にはじめましたが何かオススメの書籍無いもんですかね。