東京外遊中1
ナンバリングタイトルのお時間です、私です。
180日程度連休を頂けなかったので10日ほどがっつりと休ませて頂いております。
やる気を回復するためですね。
やる気はごはんにのせて食べると美味しいです。
私は食べたことがありませんが。
いきなりですがサッポロビール園でビールを飲みました。
思いの外距離があり、宿から散歩がてら向かいましたが蚊に刺されるなどしました。
ビールはとても美味く、30分たらずで1.5リットルほど飲んでしまいました。
サッポロビールは美味く、中でもクラシックを愛飲しているのですが、今回はファイブスターというファティマが醸造したであろう限定ビールが1番良かったように感じます。
恵比寿と札幌黒ラベルを足して割ったような感じです、爽やかに旨味が流れていきます。
長居すると酩酊すると予報が出ます。
つまみです、サラダですが絵にのっている鳥が美味く、サラダも良い野菜を使っているなというみずみずしさで、何よりも量がケチケチしていないところが好感を持ちました。
最初から好感度が高いのでまあそういう気分でしょう。
温玉を崩しながら食べていました。
あとはザンギ氏です。
ザンギ氏は唐揚げ氏の親戚というか義理の父というか兄弟よりは遠いけど従兄弟よりは近いかなくらいの距離感にいる存在です。
本州の方々に説明する時は要するに唐揚げで説明はすべて終わり、世は全て事もなしでございます。
こちらも大きく美味く、まあ美味いしか言っていないですね。
そういうことです。
その後はすすきのにあるジビエのお店で友人と合流し、ワインを飲もうと言う事になったようです。
こちらはイノシシといちじくのパテ。 旨味の王様です。
以前はこちらのお店のシェフは大分塩気がきいており、旨味は後頭部をふっ飛ばしていくのですが、残念ながら少々臭みもあったフランス本土スタイルだったのですが、どうやら調整したらしく、こちらのお店になってからかなり優しくなりました。
ワインも自然派のいいところがそろっているので効率よく舌を肥やせます。
ブータンノワールとは豚の血のソーセージなわけですが、骨の髄の美味いところだけ凝縮したような異常な旨味と血の香り、マッシュポテトも塩気が調度良く、何より素晴らしく柔らかい。
条件が揃えば泣く可能性まである料理でした。
機会があれば是非食べて欲しいところです、私は感動しました。
ですがロゼよりは濃い目の赤を合わせたかったかもしれません。
コート・デュ・ローヌのちょっといい値段するかなーくらいのを10度程度まで冷やしてからゆるゆるつまみつつ飲むと泣きます。
最後はメインにキジバトのロティ(オーブンで焼いたものですね)とレバーときのこのリゾットです。
色がとにかく素晴らしい。 ジビエは野生の味といいますか、血の味といいますか、日の通し方が完璧なので臭みもなく、ただただ歯を押し返しながらもさくりと切れる肉質と、肉汁と香りが流れ込み、極めやかなのどごしであとはやられました。人間がダメになります。 語彙が消えてゆきます。
うまいものは美味いのです。
東京外遊中といいながらこれは札幌外遊ですね。
このあとぴーぷる・ぴーぷという変態がやっている札幌で1番美味いパフェを食べにいこうとしましたが定休日で健康的な時間に帰ることになりました。