食通知ったかぶり

作ったものとかです タイトルは小説より引用させて頂きました。 プロフィールを一読下さい。

東京外遊中2

 ゲッサムうさぎさん、私です。

 

東京に来たのでとりあえず賢弟と飯を食べる事になりました。

賢弟氏の部屋はとても汚く、2日ほど掃除を続けていた気がしますが一応賢弟という事にしておきましょう。 

この後は風呂場と排水口の掃除がまっています。

 

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というわけで池袋で羊食べようかという事になりましたので聚福楼さんの2号店へ来ました。

 

羊の背中の肉です。

下味にバジルと塩、あとは油と何かが入っているフィーリングでした。

店員の方が焼いてくれます。

 

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その間寂しいため豆苗の和物です。

干した魚に甘辛く味がつけたものとあえています。 とても美味く、ビールが消えます。

大地魚か鱈だと思うのですが観測できなかったため不定です。

 

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ビールが消えたため紹興酒を頂きます。

本当は温かい紹興酒が好きなのですが、羊は体を温める効果があるというので今日はクールダウンしておこうということでロックです。

直訳すると石です。

 

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そうこうしている間に羊が焼けてきます。

表面を固めてからハサミで細かくわけていっているようでした。

唾液が止めどなく溢れます。

 

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香辛料につけて食べます。

クミン、ごま、唐辛子あたりしか判別がつきませんが見た目よりは辛くなく、この香辛料売ってくれないかなと密かに考えるほど美味いです。

 

ここらへんで旨味と脂に脳が高次機能障害を起こしたため写真がありません。

 

骨周りの肉が筆舌に尽くしがたいほど美味く、半生くらいで食べても美味く、羊はどうたべても美味いのではないかという真理へと到達していきそうになりました。

 

その後弟氏も高次機能障害になったため先に帰宅しましたが、飲み足りないため散歩がてら大塚へ向かいます。

 

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そうです、彼らです。

彼らとはマデラワインの事です。 マデイラワインでも構いません。

彼らの専門店が大塚に存在し、マデラワインの存在階級を日々高めています。

こちらは96年の中甘口。

味は表現に困るので飲んでいただきたいです。

ポートワインよりも高貴で酸味があり、香りも独特のものがあります。

私は甘口ワインの中では最高峰に好きです。

甘口ワインという括りに入れていいのかは悩みどころですが。

 

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2杯目は90年の甘口 最高としか言いようがありません。

不思議なことに私はマデラを飲むと酔いが覚めます。

背筋を正して飲まなくてはいけない気がするからでしょうか。

 

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最後にグラッパを入れたエスプレッソです。

エスプレッソを飲んでおくと帰り道が安心して帰れる気がします。

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グラッパだけ先に頼んでおいて、追加でエスプレッソを頼む手もあります。

 

機会があればみなさんもマデラワインを飲んでみてはいかがでしょうか。

 

酒の話になるとやけに真面目になる気がします。

アルコールを想い出すからでしょうか。