試作 鮟鱇トマト煮
トゥールゥトゥルストゥルットゥ、私です。
ワインに合う料理コンテストなんぞをクリスマス前にやるということで1品出そうかという感じで試作品を作っています。
こういうのぶっつけ本番でやるのが怖くてダメです、自分で食べる分にはいくら腹を壊そうが味が悪かろうが見た目が悪かろうがそこまで気にしないのですが人が食べるという事に責任を感じてしまいます。
友人にどこまでやっていいのかと聞いたところ全力でやってくればとの有り難いお言葉を頂いたのでそうします。
連中です。
何はともあえ、トマトソースを作ります。
作業中にミッシェル・ガン・エレファントのSabrinaHeavenを聞いていましたがメタリックが好きです。
叫んでたら何事かと人が来ましたが気にしない事にしましょう。
フライパンで炒め物をしながらヘッドバンギングをするとこぼしやすくなります、注意しましょう。
この付近はいつもの工程なんでいつもの感じでいつも通りにします。
トマト缶今回は安いのを使いましたが味が薄いですね、少し高いのを使った方が明らかに味が違うので買いましょう。
また今回はセロリがあったため珍しくマストバイでセロリでオウイエーです。
pillows風に言えばアウイエー
北海道の道の駅なのに未だにセロリが売ってるところが存在します。
本番ではカスペ(エイの事です)でやろうと思ったんですが今日は魚屋覗いても無かったので安い鮟鱇でやります。
1匹1000円
2.8キロ
今年は随分とれてるみたいですね。
鮟鱇には結構な確率でアニサキス君が借り暮らししてるので塩胡椒ふってしばらく置いときます。
酒に漬けておいても良い。
真水にさらしておいても良いものとします。
アラは塩ふって味噌汁にでも使います。
肝は定まっていませんです。
寄生虫は冷凍かけるのが1番ですが鮟鱇の弾力がなくなるので今回はそのままやります。
浜町の人間はあまり気にしません。
トマトソース煮てる間に鮟鱇に小麦粉叩いてオリーブオイルで焼きます。
バターでもいいです。
バターの方がいいかもしれません。
鮟鱇は味がかなり強い魚なのでバターやクリーム系と合います。
表面軽く焼いたら取り出します。
ポテトピュレ作っておきます。
見た目最悪ですがドッバドバチーズとバター入れたので味はいいです。
ナツメグを少し入れるのが私は好きです。
鮟鱇をバットに並べてトマトソースかけてアルミホイルかけてオーブンで火を通します。
フライパンでやってもいいんですが一度それをした結果身が崩れた悲しい思い出があるので今回はオーブンです。
火を通す事が目的なのでアルミホイルをします。乾かす必要はありません。
220度で20分~25分
待ってる間暇なのでチーズせんべいを作ります。
フライパンにチーズのっけて加熱するだけです。
はい。
実験して良かった案件が起こりました、分厚くつくるとサクサクせず歯ごたえが悪いです。
かなり薄く作るほうがいいですね、それと弱火。
盛り付けを色々悩んでる図です。
上のはセロリの葉を刻んだだけのものです。
横のはわさび菜です。
あん肝を甘めにマリマリして焼いて乗っけても良いかもしれません、フォアグラのようなイメージで。
第二案
ポテトピュレを上に乗っけるとでろんとしてしまいますね、この場合は薄く切ったバケットでも添えるべきでしょう。
しかし高さが出ると盛り付けが楽しいですね、しかしの使い方間違っている気がしますがそういう事は曖昧に流してしまうのが得策です。
第一案で行く事にします。
本番はカスペを使うので酢をソースに足すべきかレモンを上からかけるべきか悩みます。
味見してからにしましょう。
本来は1日置いて味が馴染んだものを温め直して食べた方が美味いです。
冷えたものをサラダ添えて食べても美味いです。
その場合はタルタルソースなど添えるとよろしいかと。
禁酒中にワインに合う料理を考えるというのは危険が伴います。
ワインをあけて試飲しそうになりました。
家族に味見をおまかせしましたが料理は美味いけれどワインは白か軽い赤がいいとの事でした。
臭みはないためどちらでもいけるとのこと。
残り4日で酒が飲めます。
禁酒すると体重がガリガリ落ちる事に気が付きました。
10日で2キロほど落ちてます。
夜食という発想が脳からこぼれ落ちたからでしょう。
そういうことです。