牛の胃袋刺し おせち
貴国の泥泥泥土にて、私です。
年末からおせちを作ったりなんぞしてました。
一度はやりたかった事なのですが思いの外体にダメージがきました。
とりあえず年末買い出しで牛のセンマイを手に入れました。
生センマイとか人生で初めて売ってる所を見ました、しかも安い。
このルスツの辻畜産はなかなか掘り出し門があって楽しいです。
豚骨なんかも大体ここで仕入れます。
社長に連絡をするとかなり無茶が聞くとの話ですがまだ勇気がありません。
今度足1本とか注文してみたいですね。
塩もみします。
片栗粉も追加して揉んで流水で晒します。
黒黒とした液が出てきますが、それが出なくなる程度まで流しましょう。
鮮度がよければ臭くは有りません。
刺し身にして食べます。
自己責任ですが非常に美味いです。
海産物というか貝類を食べてる感じです。
そもそも牛は強い肉なのでまず当たらないので大丈夫です、安心して食います。
2回くらい当たった時は熟成肉を作ろうと色々してて腐敗部分に当たった時くらいです。
あとこちらはハチノスです。 牛の胃です、
こっちも塩もみ片栗粉もみ流水で洗うから軽く茹でてたわしでごしごし洗います。
黒い部分がとれるほどやったほうがいいらしいんですが面倒なのである程度で終わります。
あとはトマト煮込みにしたりしてトリッパにしました。
これは家族に食べられたので盛り付けが存在しません。
味は美味いです、歯ごたえのある牛の香りのする貝みたいな感じです。
もう少し黒部分を落とさないとショリショリと謎の感触を楽しむ事になります。
センマイは軽く茹でると黒い皮が剥がれやすくなるのできゅうりと一緒に酢の物にしてもうまかったです。
酒はDebut 日本酒です。
以前はどこでもセンマイ刺しが食えたのですが今ではみなくなり寂しい限りです。
なので自己責任でモリモリ食べましょう。
あとはハタハタの飯寿司と熊のローストにガーリックチーズを載せたものです。
美味く良かったがありました。
年末用に買った日本酒です。
分福の古酒がとても好きで、年明けに花びら餅とやるのが楽しみで毎年買っています。
おせちをしてみたいと思い立ったのできんとんをつくります。
薩摩芋です、たまに言葉が出てこなくなり甘藷とか言ってしまいます。
500gくらい。
塩少し入れてしましょう。
こしましょう。
楽しい。
後は砂糖200gと少量の水とみりんを煮立たせてアルコール抜いたものと一緒にネリネリするとできます。
余ったらパンに塗って食べます。
バターなんかとすこぶる合います。
ウイスキーにも合います。
こっそりコニャックを入れたりもしました。
栗の甘露煮を刻んで入れてもいいです。
卵とはんぺんと甘いものをミキサーでミキミキしたものです。
レンジでチンと同じ命名方法を今回は採用しています。
はい。伊達巻の伊達部分です。
あとは適当に簀巻にして冷やします。
これは少し焦げたものですが美味いです。
焼いている途中で濡れフキンで温度を下げる、蓋をして全体に火を通すなど少々難しいですがうまくできたのでよかったです。
その間に茶碗蒸しもできています。
これは過去の記事のどこかでやっています。
えびです。
今回コストコで車海老があったので買いました。
エビフライリクエストがあったので好き放題やっていけます。
殻をむいたものです。
片栗粉と濃いめの塩水で揉んでから洗うと汚れがとれて清浄になります。
清浄な方が好きなのでそうしています。
筋と尻尾を切って伸ばして塩コショウしたものです。
弟がパン粉を作っている様子です。
今回もバッター液を作って使っています。
これも過去の記事のどこかでくわしくやっているはずなのでそちらを参照してください。
揚げていきます。
180℃くらいで適当にチリチリ言うまで。
でかい。
とてもでかい。
何かこういう生物に見えてきます。
タルタルソースも適当に作ります。
ピクルスがあるとミキサーでミキするだけでできるので簡単ですね。
ブリを醤油酒みりんしょうがで漬けておいたものがあるので焼きます。
はい。
なんやかんやしてたらこのようになります。
作るのに2日かかってるのでかなりな手間ですね。
うま煮
芋きんとん 伊達巻 数の子 昆布巻き
ローストビーフ 熊ロースト ピクルス
紅鮭(塩して焼いた) エビフライ あたりは作りました。
黒豆も作ったんですが盛り付けに入りませんでした。
熊ローストも評判がよくまた作れと言われますがそんなに手に入るものではないので適当に流します。
上に見えないものは盛り付けられなかったので何処か別の場所に置いてあります。
年末は親の金で好き勝手料理できて楽しいと言いましたが、いつもの数倍料理したので筋肉痛でしんどさがありました。
今年は年末に食あたりを発生させなかったので概ねいい一年だったと思います。