低温カツ実験 キッシュのようなもの
人生の余暇に仕事をする暇はありません、私です。
色々理由はあるんですが最近上がる魚が同じものばかりな上、厳冬の北海道では思うように野菜がございません。
あるものは芋と芋と大根ばかりです。
炭水化物を抜いてる人間には辛い環境です。
さてロース肉の塊が手に入ったので低温調理カツを再びやろうかというアレです。
肉です。
ルスツ豚は肉の旨味が強く脂身も適度に甘いので使いやすい豚だと思います。
整形します。
しなくてもいいんですが焼いて食べたくなってきたのでやります。
チェスト関ヶ原
胡椒だけします。
塩もしてしまうと浸透圧云々で水分が抜ける可能性を危惧してみました。
それだけです。
こういう時家庭に真空パック機があると最高味を感じます。
59℃でいけるだけやります。
先達いわく12時間を超えるとハムの領域になるということなのでせっかくだし24時間くらいやろうかと。
切り落とし部分は焼かれて食われました。
ピクルスがあると酸味の安心感があっていいですね。
上に乗ってるのはガーリッククリームチーズです。 これがベストマッチだったので買い込みたい所存。
残った油を吸わせたパンもマストです。
これのために食べてるまであるくらい美味いです。
24時間後の様子です。
いいですね。
ハムです、スゴイ柔らかいハムを感じます。
適度に焼き色つけて食べてみますがハムでした。 これはこれでとてもうまい。
脂がサクサクしてきてて塩豚みたいになってきてるのは不思議があります。
柔らかだったので冷やして固めたものです。
切る時に繊維が圧力にまけてケバケバしてくる程度には柔らかさがあります。
半分くらい塩ダレ作って漬け込んで塩チャーシューというかハムみたくして食べました。
評判良かったのでまた作りましょう。
さて残りは揚げます。
パン粉は自作したほうがいいです、こればかりは味が全然違うんで本当に。
揚げましょう。
なおあまりに寒くて放置してたサラダ油が半固形になってました。
さすが北海道。
ついでに鱈もあったので揚げます。
揚げました
鱈フライはいいですね、うまい。
トンカツ君です、
繊維が崩れていく様子です。
鱈があるのでタルタルソースを作ってこう食べます。
味は美味いです、ですがなんというか、カツではないです。
ハムに近いんだけど衣成分でカツ成分が増強されなんとかカツとしての体裁を整えてる感じです。
美味いんですがトンカツとしてカテゴライズしていいのか悩ましいです。
ポン酢とかで食べるのもいいですがごま油と長ネギと塩ダレ作って食べるのも良さそうです。
あとなんかTVでキッシュを作っていたので気分でキッシュを作ろうと思いました。
ほうれん草とベーコン氏です。
今回のメイン食材です。
とりあえず玉ねぎとニンニクを炒めます。
ほうれん草を茹でてアク抜きします。
しなくてもいいんですが気持ちがあったのでします。
ベーコンを加えて炒めます。
小麦粉と卵黄を混ぜます。
小麦粉使ったらケーク・サレなんじゃないかという話もありますがまあ気にしない方向でいきます。
スフレじゃないかという話もありますけれど文化的問題が発生する可能性があるため今回はキッシュという体でやります。
パルメジャーノ・レッジャーノも入れておきます。
全部を混ぜて卵白を泡立てたものと混ぜます。
もう少し気合い入れて泡立てれば良かったんですが手が攣ったのでこの程度です。
バターを塗ってパン粉を底に分厚く敷いたものの上に流し込みます。
チーズをのっけて220℃で15分程度焼いたものです20分かもしれません。
このようになりました。
なかなか美味いですがもう少しトロトロ感とふわふわ感が足りないのでメレンゲの量を増やしたいところですね。
そんな感じでした。
思ったより適当にやっても作れますね、イギリス人でも作れるのですから作れない理由もないです。
ではアリーヴェデルチ